Jetloops International Ver.

jetloops.exblog.jp
ブログトップ

カテゴリ:Soccer( 1 )


2004年 08月 04日

雨の恵みの国、Bahrain

結果を知ってだからこそ言える事かもしれないが、私事の予想は、日本の圧倒的なボール支配率から繰り出す連携プレーからの怒涛の攻撃により、早いうちに先制点が取れるだろうと予期していた。
バーレーンは後方からのカウンターアタックの形は崩さないだろうから、前線でボールが回せれば、日本の圧倒的点差での勝利も予想していた。

事実は小説……いや、事実は予想よりも奇なり…である。

前半6分A・フバイルの先制点。1stトラップで背負っているDFを外せる彼の技術が、決定力の凄さだろう。もちろん素人にも判る彼の凄みなんだから、代表組は頭で完璧に理解していたに違いない。しかしそう旨くいかないからこそ、サッカーは面白いのだ。(現にU23は彼にとても手を焼いていた。そう、彼は要注意人物だった…)

(中略※このまま試合内容を書いても、観戦した人には要らない情報だろう…)

結果は延長戦の末、4-3で日本が競り勝てた。途中何度ため息を呑んだ事か…。途中何度大声を上げた事か…。逆に見れば、FIFAランキングでは大差あるバーレーン、日本相手に良く頑張ったと言えるであろう。見方によってはバーレーンのサッカーの方が面白かった人も多いのではないだろうか。

さて、そんなバーレーンのこと、知っていますか?

バーレーンの一般情報は以下URLから理解可能。
バーレーン国情報
もともとバーレーンは中東では珍しく自由な国であり、もちろんイスラム教倫理に従うのは必然な部分もあるのだけれども、あまり酒などに厳しくもなく、隣国にいる大富豪のサウジアラビア人は週末になると酒を飲みに入国してくることも頻繁である。

実は私、1年間ほどバーレーンに住み、Bahrain American Schoolに通っていた経験がある。アメリカンスクールといっても50ヶ国以上の国籍が在籍する、多国籍学校であった。校内でメジャーなスポーツクラブはもちろんサッカーであったが、そんなに熱も入っていなかったし、強いて言えば、地元バーレーン人や他のアラブ人の参加はそんなに目立たなかった。中心部を除いて、ほとんどが砂漠。子供たちも道端でボールを蹴る程度のサッカー後進国であった。如何せん一年中が今年の日本より暑く、表現するならば、身体の内側から沸々と湧き上がる暑さとでも言おうか、サッカーをする環境ではないことは付け足しておこう。

それに反して、各メディアのサッカー熱はすごかった。私は'96~'97にいたのだが、毎日どこかしらの局でサッカーの試合(ほとんどが中東リーグだが、たまに欧州も…)が放映され、地元紙でも大小関係なくサッカーの情報は載っていた。もちろん仏ワールドカップ出場権を得た日本の試合もデカデカと記事にされていた。(今でも切り取って大切に保管している。)現在はそうしたメディアのサッカー熱に国民が追いついた格好になっているのだろう。またバーレーンはKingdomであり、王の手腕によって国が成り立っている。つまり、王のサッカー熱が上がれば上がるほど、設備も整い、さらにバーレーンのサッカーレベルは上がることは間違いない。今回日本が勝てたのも、王様がまだ微熱程度だったからか…。
[PR]

by junyasilas | 2004-08-04 04:39 | Soccer